福くん、フランスの天才子役と対決! 『アメリ』監督作で海外進出に意欲
(Photo:cinemacafe.net)
『アメリ』で日本でも人気のジャン=ピエール・ジュネ監督が新作『天才スピヴェット』が第27回東京国際映画祭で上映されるのに合わせ、主演で天才子役と称されるカイル・キャトレットと共に来日。10月27日(月)に舞台挨拶に臨んだ。
ジュネ監督が3Dに挑戦した本作。生まれついての天才ながら、周囲に理解されず孤独を抱えた少年・スピヴェットの心の成長を描き出す。
ジュネ監督は自ら見出したカイルくんについて「絶対に現場で『疲れた』と言わないし、アクションも全て自分でやってます。小さいけど立派なスターです!」と紹介。そのカイルは「コンニチハ、カイル・キャトレットです」と日本語で挨拶したかと思えば、劇中のスピヴェットさながらに6か国語で自己紹介をして会場を沸かせた。
ジュネ監督は満員の客席を見渡し「日本に私のファンが少しはいらっしゃるというのは知ってます(笑)。
モンマルトルのカフェの近くに住んでるんですが、そこのカフェには『アメリ』のポスターが貼ってあり、日本から来た観光客の女性がよく写真を撮っているので。『すいません、写真を撮るのでどいていただけますか?』とよく言われるんです」