フレンチ×インド、映画の世界観を満喫!『マダム・マロリーと魔法のスパイス』
(Photo:cinemacafe.net)
“食欲の秋”真っ盛りのいま、食が与えてくれる“美味しさ”のみならず、食にまつわる文化や懐かしい記憶、素材を生かし創り出すことの楽しさなど、さまざまな魅力がたっぷり詰まった映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が、現在公開中だ。
気品あふれる一流フレンチや、スクリーンから香りが漂ってきそうなスパイスたっぷりのインド料理が次々と登場する本作には、思わずお腹がなってしまう人も続出中とか。そんな本作が、劇中さながら有名フレンチカフェ&老舗インド料理店とコラボしていることが分かった。
映画の舞台は南仏。ある日、インドから来た一家が、山間の美しい街でレストラン「メゾン・ムンバイ」を開店する。ところが、通りを挟んだ目の前には、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営するミシュランの1つ星フレンチレストラン「ル・ソール・プリョルール」があった。
静かで格式ある「ル・ソール・プリョルール」とは対照的に、大音量のインド音楽と強烈なスパイスの匂いを放つ「メゾン・ムンバイ」は、マダムにとっては迷惑そのもの。一方、そんなマダムの態度に、インド一家のパパ(オム・プリ)