『愛を積むひと』クランクアップ! 佐藤浩市「優しい気持ちになってくれたら嬉しい」
(Photo:cinemacafe.net)
佐藤浩市と樋口可南子が北海道の雄大な自然を舞台に第二の人生を歩む夫婦を演じ、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊らが共演する映画『愛を積むひと』。およそ1年にわたり北海道・美瑛町の四季をとらえてきた本作が、先日無事クランクアップを迎え、主演の佐藤さん、樋口さんから感無量のコメントとメイキング写真が到着した。
東京下町の工場をたたみ、北海道に移住することにした篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)の夫婦。かつて外国人が住んでいたという瀟洒な家を手に入れたふたりは、良子は野菜やガーデン作り、篤史は良子の長年の憧れでもあった家の周りの石塀を作るなど、ささやかながらも豊かな生活を満喫していた。だが、ある日、心臓に持病を抱えていた良子が倒れてしまう…。
突然訪れた良子の最期。 悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。自分の死期を悟った良子が、篤史のこれからを案じ、たくさんの篤史宛ての手紙を、ふたりの家に隠していたのだ…。
本作は、全米感涙のベストセラーであり、翻訳本として日本でも異例のベストセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr著の「石を積む人」