“国民的美少女”吉本実憂がダーク・ヒロインに…内野聖陽を翻弄する『罪の余白』
(Photo:cinemacafe.net)
「JIN-仁-」「とんび」で知られる実力派俳優・内野聖陽が、男手ひとつで育ててきた娘を突然失い、その謎に迫る父親を演じる映画『罪の余白』。この度、死の真相を握るヒロインに「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した吉本実憂が抜擢された。
高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤(内野聖陽)は受け止められずにいた。娘は、なぜ死んだのか。彼女の死の真相を探ろうとする教師、父親から疑いがかかるクラスメイトの咲(吉本実憂)。しかし彼女は普通の女子高生ではなかった。芸能界入りを目前に控え、学校ではカリスマ的存在として君臨していたのだ。大切な人の命を奪われた父は償いを求め、少女はそんな父と大人たちの心理を操作する…。
第三回「野性時代フロンティア文学賞」受賞作を、ギャルを題材にした『Girl’s Life』やヒューマンファンタジードラマ『スープ~生まれ変わりの物語~』、日仏合作映画『フレア』などの大塚祐吉監督が映画化した本作。
大人たちを翻弄していくダーク・ヒロイン役を演じるのは、大河ドラマ「軍師官兵衛」で栄姫役に抜擢され、12月には初主演映画『ゆめはるか』の公開も決定するなど、今後の活躍が大きく期待される吉本実憂。