劇団ひとり、『青天の霹靂』撮影の苦悩を明かす「大泉洋が飯に誘ってくれなかった」
(Photo:cinemacafe.net)
マルチな才能を発揮する芸人・劇団ひとりの第2作目の書き下ろし小説を自ら監督を務め映画化した『青天の霹靂』。11月30日(日)に長野県上田市の上田映劇にて開催された第18回うえだ城下町映画祭にて本作の上映と劇団ひとり監督のトークイベントを開催した。
“青天の霹靂”――それは予期すらしていなかった突然の事件や出来事のこと。39歳、売れないマジシャンの晴夫(大泉洋)は、母・悦子には捨てられ、父・正太郎とは絶縁状態。そんな彼に突然、ホームレスとなっていた父の死の一報がもたらされる…。
『探偵はBARにいる』『ぶどうのなみだ』に出演する大泉洋と、実力派女優の柴咲コウを迎えて贈る本作。
ひとり監督は、上田映劇は本作の撮影が行われたゆかりの地であり、念願の初上映に「やっとですよ!ここで撮影したものを、その場でスクリーンで観れるなんてこんな臨場感が味わえる場所はここしかないですよ!」「上田市に出会わなければこの作品は撮れなかった!」と興奮気味に語る。
しかし「撮影期間中は撮影にてんてこまいで全然、土地を堪能できませんでした…」と語るひとり監督は、「(大泉さんの写真を指差し)