アンジェリーナ・ジョリー製作! 愛娘の故郷描くエチオピア映画、来秋公開決定
(Photo:cinemacafe.net)
アンジェリーナ・ジョリーが、愛娘・ザハラちゃんの生まれ故郷となるエチオピアを舞台に挑んだプロデュース作『DIFRET』(原題)が、2015年秋、日本公開されることが発表された。
舞台となるのは、エチオピア。首都アディスアババから郊外へ3時間。14歳の聡明な女子中学生ハイラットが下校途中、男たちにさらわれた。彼女はライフルを手に軟禁生活からの逃亡を図るが、誤って強引に結婚させられそうになった男を射殺してしまう。彼女の村には、結婚のために娘を“誘拐”するという、伝統的なしきたりがいまだに残っていたのだ…。
アンジーがエグゼクティブ・プロデューサーを務める本作は、エチオピア最古の生活文化として“略奪婚”がいまだに残る村を舞台にした、実話に基づく物語。現地では社会現象を巻き起こし、2014年1月に行われた米・サンダンス映画祭では見事「観客賞」を受賞するという快挙を達成。
さらに、2015年2月に授賞式が行われるアカデミー賞で「外国語映画賞」エチオピア代表作品にも選出されている。
エチオピアの孤児院から生後まもないザハラちゃんを家族の一員に迎えて9年。