【インタビュー】リリー・コリンズ コンプレックスだった“眉”こそ魅力の秘訣
(Photo:cinemacafe.net)
一瞬にしてその輝きに引き込まれる──。
“オードリー・ヘプバーンの再来”と言われ、『白雪姫と鏡の女王』で大きな注目を集めてから2年。リリー・コリンズはさらに輝きを増し、美しさも実力も兼ね備えた女優としていまを生きている。そんな彼女が新作『あと1センチの恋』で演じるのは「好き」のひと言が言えないがゆえに12年間、幼なじみとの恋をすれ違い続ける女性・ロージー。「脚本を読んですぐに気に入った」というこの主演作に、「ロージーは私自身でもあるの」と全身全霊を注いだ。
これまでにない挑戦としては、高校生から大人の女性まで幅広い年齢を演じたこと。しかも、初の母親役。完成した映画を観たときに「私のママ、そっくり!」だと自分自身の成長に驚いたそうだが、演じるときもやはり参考にしたのは「自分と母親の関係」だった。
「母親としてのロージーを演じていて難かったのは、娘との距離感ね。友だちのように親しみやすくて、イカしたお母さんでありながらも、母親としての威厳は保つ。そのバランスが難しかった。ロージーはとても若い母親だから完璧じゃなくて、まだ自分探しもしているの。