【インタビュー】オーランド・ブルーム、“レゴラス”と生きた13年間『ホビット』
(Photo:cinemacafe.net)
映画史に残る伝説を創り上げた『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の世界を描く『ホビット』シリーズの完結編『ホビット 決戦のゆくえ』。レゴラス役として、彗星のごとく現れたオーランド・ブルームは、公開時は24歳。あれから13年――彼も37歳となり、ハリウッドを支えるスターにまで成長した。
そんなオーランドに、レゴラス役についての撮影秘話や、もうすぐ4歳になる息子のことなど、たっぷりと語ってもらった。
『ロード・オブ・ザ・リング』では、原作であるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」を基に役作りをしたオーランド。自身のキャリアを確立したキャラクターと語るレゴラス役だが、『ホビット』シリーズの原作「ホビットの冒険」に、レゴラスは登場しない。しかし、逆にそれが功を奏したと話す。
「解放感があって演じやすかったよ。
トールキンは他界しているので、いまでは『指輪物語』や『ホビットの冒険』の権威は、ピーター(・ジャクソン、監督/脚本)、フラン(・ウォルシュ、脚本)、フィリッパ(・ボウエン、脚本)と言っていいと思う。ピーターは、およそ18年間も、ずっとこの世界に生きてきたんだ。