仕事がデキる人ほど要注意!? 「燃え尽き症候群」の乗り越え方
(Photo:cinemacafe.net)
2012年、日本中を笑いと涙で包み込み、ロングランヒットとなった『最強のふたり』の主演オマール・シーと、エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ両監督が再びタッグを組んだ『サンバ』。アフリカからフランスにやってきた陽気な青年サンバの恋や友情を、シニカルなユーモアで現代社会を映しつつ描いた本作の一般試写会が、先日行われた。
その際に実施されたアンケートから見えてきたのは、本作でシャルロット・ゲンズブールが演じた「燃え尽き症候群」のキャリア女性・アリスに共感し、自分を重ねる女性たちの姿。ついつい仕事を頑張り過ぎてしまう、デキる女性ほど要注意といわれる「燃え尽き症候群」の乗り越え方を、『サンバ』から探ってみた。
サンバ(オマール・シー)は、料理人になることを目指し、アフリカ・セネガルからフランスにやってきて10年。ところが、ちょっとした手違いから滞在許可書がもらえず、国外退去を命じられた彼は、移民支援協会に相談することに。そこで出会ったのが、ボランティアのアリス(シャルロット・ゲンズブール)だった。
たいてい、移民支援協会で働くボランティアといえば、法科を学ぶ学生か年配の女性。