賞レース混戦!カンバーバッチ&エディ・レッドメインらが挑む実在の天才たち
(Photo:cinemacafe.net)
日本時間1月12日に行われる第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式を皮切りに、いよいよ本格化する賞レース。特に「主演男優賞」を始めとする主要部門は、代名詞となる大ヒット作を擁し世界的ブレイクを果たした英国俳優や、ハリウッドを次に背負って立つ者、従来のイメージとはガラリと異なるキャラクターに挑んだ者たちがひしめき合い、混戦模様となりそう。
しかも、彼らの多くが、実在の人物、とりわけある分野における“天才”といわれる人物を演じているのが、大きな特徴だ。その“天才”たちに注目した。
■エディ・レッドメイン&ベネディクト・カンバーバッチ、2大英国俳優で“理系”対決
まずは、『レ・ミゼラブル』のマリウス役で日本でもファンを増やしたエディ・レッドメインが、“車椅子の天才”と称される物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じる『博士と彼女のセオリー』(3月13日公開)。
その著書「ホーキング、宇宙を語るービッグバンからブラックホールまで」は世界1,000万部を売り上げ、現代宇宙論に多大なる影響を与えた。本作は、学生時代にホーキング博士と出会い、献身的に彼を支え続けた女性の自伝を基に映画化。