橋田壽賀子、「渡鬼」SP放送を前に故・宇津井健との思い出語る
(Photo:cinemacafe.net)
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルの放送を前に1月26日(月)、脚本の橋田壽賀子と石井ふく子プロデューサーが揃って記者会見に出席。本作の大黒柱の岡倉大吉役の宇津井健が昨年、亡くなってから初めての放送となるが、改めて宇津井さんとの思い出を語った。
1990年から2011年まで計10シリーズが放送され、その後も2度にわたってスペシャルドラマが放送されたが昨年、物語の軸となる岡倉家の父・大吉を演じてきた宇津井さんが逝去。今回のスペシャルドラマでは、年の瀬に大吉が急逝したという設定で、5人の娘たちが大吉亡き後の岡倉家の「これから」について話し合うさまを、昨今、大きな問題となっている相続をテーマに描き出す。
宇津井さんは、第1シリーズから第7シリーズまで大吉を演じてきた藤岡琢也が2006年2月に病気のために降板(その後、同年10月に逝去)した後を継いで、大吉役を演じてきたが、昨年3月に82歳で亡くなった。
橋田さんは、宇津井さんとの思い出を尋ねられると、「主人(※元TBSプロデューサーの故岩崎嘉一氏)の『赤い』シリーズにも出られていて、家族同士で付き合いがありました」