【予告編】ペ・ドゥナ×『アジョシ』の少女で“痛み”と“希望”描く…『私の少女』
(Photo:cinemacafe.net)
トム・ハンクス、ハル・ベリーら豪華キャストが共演したハリウッド大作『クラウド アトラス』や、是枝裕和監督の『空気人形』など、世界的に活躍する韓国の個性派女優ぺ・ドゥナと、『アジョシ』『冬の小鳥』のキム・セロンが主演を務める映画『私の少女』。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門、東京フィルメックスのコンペティション部門にて上映され、観客やマスコミから絶賛された本作が、5月1日(金)より劇場公開されることが決定、予告編映像が到着した。
海辺の村に赴任してきた警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、偶然、泥だらけの少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは継父ヨンハから日常的に暴力を受けていた。村全体が暴力を容認している中、ひとり立ち向かっていくヨンナムは、ドヒを守ってくれる唯一の大人に。ヨンナムもまた少女の笑顔に癒されてゆくが、やがて激しく自分に執着するようになったドヒに少し戸惑いも感じ始めていた。
ある日、偶然にもヨンハはヨンナムの秘密を知り、彼女を破滅へと追い込んでいく。それを知ったドヒは、ヨンナムを守るため、危険な選択をするが…。
『ポエトリー アグネスの詩』『オアシス』など、社会的弱者の視点に立ち、時に生々しい描写と激情を炸裂させるイ・チャンドン監督がプロデューサーに回った本作。