女性たちが観た『アメリカン・スナイパー』悩みを抱えた夫を…支える妻か? 導く妻か?
(Photo:cinemacafe.net)
本年度アカデミー賞にて「作品賞」「主演男優賞」を含む6部門にノミネートされ注目を集めている、クリント・イーストウッド監督の最新作『アメリカン・スナイパー』。“戦争”を描きながらも、本作で描かれるのは葛藤するひとりの男、そしてその苦悩を支えるひとりの妻の姿が女性を中心に共感を呼んでいる。
そこでシネマカフェでは、元プロテニスプレーヤーの杉本愛を招いての女性限定試写会を開催。同イベントに参加した女性たちにアンケートを実施。果たして、イーストウッド監督の最新作をどんな風に受け止めたのだろうか?
本作はすでに海外で公開されており、“戦争”というセンシティブな問題を扱っていることもあり、賛否両論を巻き起こしながら、これまでの『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』といった自身の作品の記録を抜き去り、興行ランキングは3週連続NO.1を獲得し、3億5,000万ドル~4億ドル(約480億円※1ドル=120円換算)に達するのではないかと見込まれている。
本作で描かれるのは、9.11以降のイラク戦争。米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊を果たしたクリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)