草食系&肉食系&ロールキャベツ系…女性が支えたくなる“理想の夫”とは?
(Photo:cinemacafe.net)
ハリウッド大作など世界的に活躍する国際派女優コン・リーが、巨匠チャン・イーモウ監督のもと主演する映画『妻への家路』。あのスティーヴン・スピルバーグが感服、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督が「あまりに切ない記憶の物語」と絶賛する本作は、記憶によって試される“夫婦愛”を描き、記憶を失った妻を支え続ける夫の姿を浮き彫りにさせている。
今春は、そんな強い信念を抱えた芯のある“男”を描いた映画が続々公開される。その中の3作から、恋活&婚活中の女性は特に注目していただきたい“理想の夫(恋人)”像に迫った。
まず、コン・リーが記憶障害の妻を熱演する『妻への家路』では、文化大革命で引き裂かれた夫婦が、20年ぶりに再会するも、妻は夫の帰りを待つ心労のあまり、彼の記憶だけを失ってしまう。妻が住む部屋の向かいの空き家を借り、親切な近所の人の“ふりをして”、20年間書き溜めた何百通もの手紙を毎日妻に読み聞かせる夫。彼は手紙を通してのみ妻の心と対話できることに喜びを感じ、ただそっと、愛する妻に寄り添い続けようとする。
実の夫がすぐ隣にいながら、帰らぬ夫の帰りを待ち続ける妻。