(Photo:cinemacafe.net)
映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が2月28日(土)に公開を迎え、主演の永作博美をはじめ、佐々木希、臼田あさ美、桜田ひより、保田盛凱清が舞台挨拶に登壇。台湾のチアン・ションチョン監督から届いた手紙に永作さんが瞳を潤ませる一幕もあった。
奥能登を舞台に故郷のこの地に帰り、珈琲店を開いた岬とシングルマザーの絵里子という全く異なるタイプの2人が友情を築き、自分なりの生き方を模索していくさまを描き出す。
永作さんは公開を迎え、初日に劇場に足を運んだ観客に深く感謝。改めてこの作品について「少人数のスタッフで作られたのですが、みんなが精一杯やった痕跡が残っている作品だと思います。静かで前に出ない感じのこの作品が私は気に入っています」と強い愛着を口にする。
佐々木さんは初の母親役となったが、子どもたちを愛しつつも生活に追われる中で愛情をうまく表現できずに思い悩むシングルマザーを熱演。「戸惑いもあり、毎日葛藤してましたが、本当にたくさんの方に支えていただき、だんだん楽しくなりました。
能登の素晴らしい景色の中に溶け込めるように頑張りました」