【ディズニーが描く現代女子なプリンセス vol,5】女装家・ブルボンヌの辛口人生相談「“幸せ”ってなんですか?」
(Photo:cinemacafe.net)
シンデレラ、赤ずきん、ラプンツェル…誰もが知るおとぎ話の住人の「ハッピーエンドのその後」を描いた『イントゥ・ザ・ウッズ』。幸せになったはずの彼女たちが、思いがけない運命に見舞われる姿に、思わず「本当の幸せって何なの?」と自分自身を重ね合わせる“迷える子羊”たちの不安やお悩みを、女装パフォーマーとして多方面で活躍中のブルボンヌさんが一刀両断!「魔女をイメージした」と言う本人こだわりの衣装でご登場です。
Q:「まずは、ブルボンヌさんから見た『イントゥ・ザ・ウッズ』の魅力を教えてください」
王子様を張り倒して、姉妹の絆を全面に押し出した『アナと雪の女王』が象徴するように、いまディズニー映画全体が大きく変化している時期よね。『イントゥ・ザ・ウッズ』はさらにその変化が強調されていて、私自身、大好きな作品なの。歌と踊り、それにスコアも「素晴らしい」の一言。それにクラシック作品とは違って、予定調和や勧善懲悪に陥らない…例えば、魔女や巨人を単なる悪者に描かない点も、画期的!なんせ、私も魔女ですから。
いわゆる名作と言われる過去の作品が甘味たっぷりの砂糖菓子だとすれば、『イントゥ・ザ・ウッズ』はちょっとビターな大人向けのスイーツね。