グザヴィエ・ドラン『Mommy』、ドライブインシアターで異例のプレミア上映
(Photo:cinemacafe.net)
“美しき俊英”“映画界の救世主”といわれる若き天才、グザヴィエ・ドラン。その監督最新作となる『Mommy/マミー』 のプレミア上映が、最近では珍しい“ドライブインシアター”として開催されることが決定した。
2015年、架空のカナダー。常に情緒不安定で、情熱が先走りすぎる息子スティーヴを矯正施設から引き取り、また親子で暮らすことになった母、ダイアン。2人の再スタートは希望と喜びにあふれるとともに、時にコントロールが効かなくなるスティーヴのために前途多難。そんなとき、向かいに住む教壇に立てなくなった高校教師のカイラが、スティーブの家庭教師を引き受けることに…。
本作は、昨年度のカンヌ国際映画祭「審査員特別賞」を受賞、本国カナダのアカデミー賞では「作品賞」「監督賞」ほか、なんと9冠を獲得し、さらにフランス・セザール賞でも「最優秀外国映画賞」を受賞するなど、世界から大絶賛。日本でも、新たな映画体験を創造するべく結成されたユニット「DiTJapan」が手掛けるドライブインシアター上映作品として選ばれ、劇場公開前の新作としては異例のドライブインシアターでのプレミア上映が実現した。