主演は役所広司! 宮崎あおい、細田守監督作2作連続出演に歓喜『バケモノの子』
には、『清須会議』『渇き。』『日本のいちばん長い日』などコミカルな作品からシリアスな作品まで幅広く活躍する名優・役所広司。その熊徹の弟子となった九太(きゅうた)の少年期を前作『おおかみこどもの雨と雪』の母親役を好演した宮崎あおい演じる。宮崎さんは初の少年役に挑戦する。
主演の役所さんは「バケモノのような人間は演じたことがありますが、本当のバケモノ役は今回が初めてだったので良い経験でした」とコメント。「熊徹というのは、大変だろうけど人生で一回は出会いたい男ですね。こういう人に出会わない人生も幸せかもしれないけど、出会っちゃうと非常に豊かな人生になるんじゃないでしょうか。この作品は大人が観なければいけない映画だと思います。
九太をとりまくバケモノたちの存在を通して『いい大人に出逢えば、いい子どもが育つ』ということを考えました」と語った。
アフレコについては「僕は必死で慣れないアフレコをやりましたが、宮崎あおいちゃんにしろ、染谷将太くんにしろ、広瀬すずちゃんにしろ、やはりアニメで育った世代は本当にうまい。彼らを見ていると、声がキャラクターの人格にぴったりハマっている感じがしますが、自分でやると何か足りないものがある気がして、反省、反省の繰り返しでした」