2015年4月13日 20:00
マリオン・コティヤール、カンヌ常連監督とのタッグに号泣…『サンドラの週末』
(Photo:cinemacafe.net)
国際的に活躍する女優マリオン・コティヤールが本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされた最新作『サンドラの週末』。フランスを代表する伝説的歌手の生涯を描いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でオスカーを獲得して以来、2度目のノミネートとなった本作から、マリオンと、“カンヌの常連”ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督の“相思相愛”ともいえるコメントが到着。すべての撮影を終えたマリオンが号泣していたことが明らかとなった。
不当に解雇を言い渡された病み上がりの女性が、仕事を続けるための条件である“16人の同僚がボーナスを諦め、自分の復職に投票してくれること”を叶えるため、夫に支えられながら奔走していく本作。
マリオンは、必死に同僚のもとを1軒1軒訪ね歩く等身大の主人公サンドラを熱演。常に不安げで自分に自信の持てない女性が、同僚を訪ねるうちに、自分自身にも、そして周囲にも希望を見出していく姿には誰もが心を強く揺さぶられると、アカデミー賞の前哨戦から注目を集め、マリオンは2度目となるオスカーノミネートを果たしている。
そんな彼女について、「偉大な女優はすべてを捨てられる」