本年度アカデミー賞主題歌賞受賞!『グローリー/明日への行進』予告編が公開に
(Photo:cinemacafe.net)
60年代アメリカにおける公民権運動の最重要人物として今もなお語られ続けているマーティン・ルーサー・キングJr.牧師。このほど、彼を主人公に描く初の映画『グローリー/明日への行進』のキービジュアルと予告編が解禁となった。
1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進が計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。
今からちょうど50年前の1965年、黒人の選挙権を求め決行されたセルマからモンゴメリへのデモ行進を描く本作。
通称「セルマ大行進」と呼ばれ、「マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師」が先頭に立ち、彼の号令のもと黒人や白人ら2.5万人もの人々が集まり、ただ歩くことでアメリカの歴史を動かした世紀の大行進として、アメリカの公民権運動の中で最も重要な出来事といわれている。