子ども目線で見た“戦争”に山田洋次&大林宣彦両監督も絶賛!『あの日の声を探して』
(Photo:cinemacafe.net)
『アーティスト』でオスカーを獲得したミシェル・アザナヴィシウス監督が、長年温め、どうしても描きたかったと明かしている映画『あの日の声を探して』が、本日4月24日(金)より公開となる。いまも、世界のどこかで起きている戦争を子どもの目線から切り取ったミシェル監督の渾身の一作には、ひと足早く本作を鑑賞した著名人を始め、一般の観客の多くからも感動のコメントが続々。中でも、日本映画界が誇る山田洋次、大林宣彦という2人の巨匠が絶賛の声を寄せていることが分かった。
ミシェル監督は本作で、『アーティスト』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされたフランスの実力派女優ベレニス・ベジョと再タッグ。同じく『アメリカン・ビューティー』などでアカデミー賞ノミネート経験のあるアネット・ベニングも参加する中、主人公の少年・ハジには、チェチェン出身の10歳の少年をオーディションから選出。
演技も初挑戦となったアブドゥル・カリム・ママツイエフくんは、戦争で両親を亡くし、失意の中で声までも失いながら、生きることは決してあきらめない、切なくもピュアな少年を堂々と熱演した。