【おいしい映画】いま、世界が注目する“和食”に迫った『和食ドリーム』
(Photo:cinemacafe.net)
今回は日本が誇る“和食”にスポットをあてた『和食ドリーム』をご紹介します。2020年の東京オリンピック開催が決定し、2013年12月には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。今、世界から日本の「おもてなし」「和の心」、そして「和食」が注目されています。
本作では、まだ和食が世界に認知されるにはほど遠い50年ほど前、「アメリカ人もいつか握り寿司を食べるようになる」と和食の魅力をアピールし続けた共同貿易会長・金井紀年氏をはじめ、和食を世界に向けて「極め、仕掛けた」男たちの信念、哲学を追っています。
その登場人物たちの錚々たる顔ぶれ。「京都菊乃井」の村田吉弘氏、「美濃吉本店竹茂楼」の佐竹洋治氏、「銀座久兵衛」三代目今田景久氏、ハリウッドのセレブリティが訪れる日本食レストラン「Ka-tsu-ya」グループの上池勝也氏、またロブション・グループのジョエル・ロブション氏など、一流の職人達が語る「和食」への思いは、日本人である私たちに、あらためて和食の素晴らしさに気づくきっかけとなることでしょう。また「食」から人との関わり方、ビジネスとの向き合い方のヒントも教えてくれます。