忽那汐里、艶やかな着物姿でトルコ入り! ユルドゥズ宮殿で初の映画会見
(Photo:cinemacafe.net)
演技派俳優の内野聖陽を主演に迎え、日本とトルコで100年以上の歳月を超えて語り継がれる、国境を超えた友情を描く映画『海難1890』。4月28日(現地時間)、本作の制作発表会見がトルコ共和国・ユルドゥズ宮殿にて行われ、ヒロインを務める忽那汐里が艶やかな着物姿で登場した。
日本よりおよそ9,000kmも離れた、アジアとヨーロッパの2つの大州にまたがるひとつの国・トルコ共和国。かつてオスマン帝国として歴史に名を刻んだ同国と日本は、長きに渡り交流を深めてきた。しかし遥か海を越えた両国の友好には、歴史の裏に隠された2つの知られざる物語があった…。
1890年9月、オスマン帝国最初の親善訪日使節団を載せた軍艦「エルトゥールル号」は、その帰路の途中、和歌山県串本町沖で海難事故を起こし座礁、大破。乗組員618人が暴風雨の吹き荒れる大海原に投げ出され、500名以上の犠牲者を出してしまう。しかし、この大惨事の中、地元住民による献身的な救助活動が行われ、69名を救助することができた。
この出来事によりこの地で結ばれた絆は、トルコの人々の心に深く刻まれた。
時は流れ1985年、イラン・イラク戦争勃発。