【シネマカフェ的サントラのすすめVol.1】『セッション』『ラスト5イヤーズ』ほか
(Photo:cinemacafe.net)
劇中を彩る音楽から、映画の新たな魅力を発見することができる「サウンドトラック」の世界。今年に入ってからだと、『はじまりのうた』、『セッション』のサントラがヒットを記録するなど、サントラへの注目がますます高まりつつある。
名作映画の影に名曲あり、といったように、映画を観ているあいだだけじゃなく、日常の生活の中でも映画を彩った楽曲に触れることは、また違った楽しみが見出せるものだ。ここでは、今までにサウンドトラックを手に取ったことがない人や、日ごろ馴染みない人でも、気軽にその世界を楽しめるような、シネマカフェイチオシのサントラを現在公開中の作品の中から紹介する。
■『セッション』
話題沸騰の“狂気”の音楽映画『セッション』のオリジナルサウンドトラック。発売週にはiTunesMusicStoreにてジャズ・チャートのトップ10圏内にもランクインし、公開前より本作品の取り扱いを開始する劇場もあったほどで、4月最も話題の一枚と言えるだろう。
他のジャンルの中でも、特に音楽の占める位置が重要となってくる音楽映画。『セッション』の場合、少し変わった構成のサントラになっている。