【予告編】フリーダ・カーロの遺品を世界的写真家が撮影! 時を巡るドキュメンタリー
(Photo:cinemacafe.net)
その波乱に満ちた恋多き人生が映画化され、「VOGUE」誌の表紙に登場したり、日本でも「Cabane De Zucca(カバン・ド・ズッカ)」のイメージキャラクターや、雑貨・Tシャツのデザインに採用されたりと、いまもなおアイコンのひとりとして多くの女性から支持を集める、メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロ。その遺品を、世界的な写真家・石内都が撮影する過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように』が、8月より全国公開されることが決定、予告編映像が到着した。
自画像を中心とするシュルレアリズムの作風が世界的に評価されただけでなく、生涯、身体の痛みと闘い、メキシコ近代化の荒波に翻弄されながらも、恋多き情熱的な生き方で、没後もなお多くの女性たちの共感を呼んでいるフリーダ・カーロ。その人生を映画化したサルマ・ハエック主演の『フリーダ』(’02)は、アカデミー賞6部門にノミネートされた。
そして、2012年。死後58年を経て初めて公開された彼女の遺品を、写真集「ひろしま」で原爆で亡くなった人々の衣服を撮影するなど世界的に注目される女性写真家・石内都が撮影する姿を追ったのが本作。