宮沢りえ、『紙の月』は「私の本物の宝物」…2014年問題作BD&DVD発売へ
(Photo:cinemacafe.net)
2014年邦画映画賞で最多29冠を獲得した『紙の月』が、5月20日(水)よりBD&DVDで発売される。これを受けて“最も美しい横領犯”を演じた宮沢りえと吉田大八監督のコメントが届いた。
原作・角田光代、監督・吉田大八、主演・宮沢りえという日本映画界最高のコラボレーションが実現した本作。そのBD&DVD化にあたって宮沢さんは、「『映画は、映画館で観て欲しい。』と、思っている私ですが、この『紙の月』は、私の本物の宝物になった作品です。大八監督と、スタッフ、キャストと惜しみないエネルギーを注いだ結晶が永遠に残る形となって、DVDとなって、これからもみなさんのココロを揺さぶる可能性がある事が、とても嬉しいです」と感激をコメント。
また、吉田監督は、「ヒロインを応援したくなるか、絶対許せないと思うか、観た人どうしで話せば相手の意外な一面を知ることができるかも。責任は取れません(笑)」とコメント。
劇場公開時に宮沢さん演じる横領犯・梅澤梨花が取った行動の是非について、さまざまな意見が飛びかったことを受けて、ユーモアを交えてメッセージを贈る。
豪華版BD&DVDには、宮沢りえ×吉田大八監督による音声コメンタリーを収録するほか、特典ディスクにはメイキング映像、舞台挨拶集などを収録。