2015年5月22日 21:00
【インタビュー】マリオン・コティヤール、オスカー女優もときめくダルデンヌ兄弟の魅力
(Photo:cinemacafe.net)
本年度アカデミー賞で自身2度目の「主演女優賞」ノミネートとなったマリオン・コティヤールの主演作『サンドラの週末』が、いよいよ5月23日(土)より公開される。フランスを代表する歌手エディット・ピアフの生涯を描いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(’07)でオスカーを獲得し、ハリウッド大作にも出演してきたマリオンが、かねてから大ファンであったベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の主演に迎えられるという“夢”をつかんだことについて、興奮を抑えきれずに熱く語るインタビューが到着した。
本作で彼女が演じたのは、病気休職が明けた後、不当に解雇を言い渡される主婦・サンドラ。彼女が仕事を続けるためには、週明けまでに16人の同僚にボーナスを諦めてもらい、自らの復職に投票してもらわなければならない。マリオンは、ときに傷つきながらも、必死に同僚1人1人を訪ね歩き、説得を試みる等身大の主人公サンドラを熱演。やがて、サンドラはその週末を通して、少しずつ自分にも、そして周囲に対しても希望を見出していく。
国際的に活躍し、トップブランドのミューズとしても輝きを放つマリオンを起用したのは、『ロゼッタ』『ある子供』で2度のカンヌ国際映画祭最高賞「パルムドール」