くらし情報『「2度目でやっと受け入れられた」 『私の少女』公開記念トークイベント』

「2度目でやっと受け入れられた」 『私の少女』公開記念トークイベント

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


2014年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に招待されたことでも話題となった『私の少女』の公開記念イベントが5月23日(土)渋谷で行われた。

本作は、海辺の村に赴任してきた“心を壊した女性巡査”と、継父から虐待を受け“心を閉ざした少女”との希望にふれる物語だ。この日、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子と、映画秘宝編集長の岩田和明がゲスト登壇し、映画を堪能した観客の前でトークイベントを行った。

本作の魅力について、「危うさや、少女が復讐していくようなディープさの中にも、『プリティウーマン』のような要素もあって、いろいろな面から楽しめる作品だと思いました」と辛酸さんが紹介すると、岩田さんは、「ポスターを観て百合のような作品かと思って、朝10時に観に行ったんですけど、朝観る作品ではなかったですね!2度目でやっと受け入れられました」とコメント。

「役柄のドヒっていう名前もひどいですよね。名前だけでいじめられそうですもんね」と辛酸さん。キム・セロンについて興味を抱き、いろいろと調べてみたところ、学校でのいじめや、飲酒喫煙疑惑についてのコメントをみつけたそうで、一部記事に対するコメントを抜粋して読み上げる、辛酸さんに対し、「これだけリアリティをもって演じられるのは実生活も関係するのかもしれないですね!」

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