【予告編】“神の眼”を持つ写真家をヴィム・ヴェンダースが追う!『セバスチャン・サルガド』
(Photo:cinemacafe.net)
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』や『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』など、数々の傑作ドキュメンタリー映画を手掛けてきた巨匠ヴィム・ヴェンダースの最新作『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』より、このほど予告編映像が解禁となった。
本作は、ヴィム・ヴェンダースとジュリアーノ・リベイロ・サルガドの二人が共同監督として制作。写真家の顔も持つヴィム・ヴェンダースは、もともとサルガドの写真作品を2枚所有しているほどのファンであり親交もあったことから、セバスチャン・サルガドの長男ジュリアーノがすすめていた本作に参加することになった。
ブラジル出身の写真家セバスチャン・サルガドは、30代で写真を撮り始めて以来40年間、世界中を飛び回り、何年も要するプロジェクト作品を数多く発表してきた。モノクロを基調とする彼の作品は常に人間を捉え、死、破壊、腐敗といった根源的なテーマが扱われ、それらは写真と呼ぶにはあまりにも美しく、荘厳であるがゆえに、サルガドは“神の眼”を持つ写真家とも呼ばれている。
彼は、2004年から「Genesis(ジェネシス)」