『アウトレイジ ビヨンド』超え! 『龍三と七人の子分たち』追加上映が続々決定
(Photo:cinemacafe.net)
4月25日に全国246スクリーンで公開を迎えた北野武監督17作目の最新作『龍三と七人の子分たち』。本作が、北野監督作品史上初めて公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジ ビヨンド』をも超える快挙を達成したことが明らかとなった。
本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らだったが、ある日、元組長の龍三(藤竜也)がオレオレ詐欺にひっかかってしまう。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるが…。
主演の藤竜也を始め近藤正臣、中尾彬ら平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進むストーリーで老若男女を魅了した本作。劇場では中高年~シニアが牽引し、家族連れや若年層カップルの姿もどんどん増えており、劇場内での大爆笑と、エンドロールでの拍手喝采を経験した観客たちが「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」とクチコミやネット上で評価したことで、動員数が伸び続け、ゴールデン・ウィークには公開初日を超える興行成績を叩き出し、5月15日には『座頭市』(’03)