より良い未来を築くのは「諦めない気持ち」 『トゥモローランド』監督が熱弁
(Photo:cinemacafe.net)
快進撃を続けるディズニーが放つ最新作『トゥモローランド』をひっさげ、ブラッド・バード監督が来日。「より良い未来(トゥモロー)を築き上げるのは魔法ではなく、諦めない気持ち」とウォルト・ディズニーの遺志を受け継ぐ本作にこめた思いを熱弁した。
世界中で起こる危機を監視するフランク(ジョージ・クルーニー)と、不思議なピンバッチに導かれた17歳の少女ケイシーが、「すべてが可能になる理想地」トゥモローランドに秘められた人類存亡のカギに迫る『トゥモローランド』。ディズニーランドのテーマエリアの一つとして実在する“アトラクション”と、その知られざる存在理由という“フィクション”が融合した、斬新な冒険ミステリーだ。
「確かにミステリーにSF、冒険やおとぎ話に加えて、ロードムービーの要素も含まれた欲張りな映画になったね。1本で5本分楽しめるはずだよ」と手応えを示すバード監督。『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミー賞長編アニメ賞に輝き、初の実写作品となった『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を成功させたそのフィルムグラフィーに、新たな1ページが書き加えられた。