【特別映像】キング牧師の希望への“行進”…アカデミー賞受賞『グローリー』
(Photo:cinemacafe.net)
“ただ歩く”ことで歴史を大きく動かしたキング牧師の生き様と、アメリカの激動の姿を描く『グローリー/明日への行進』。今回、本編シーンやメイキング映像、当時の行進の映像を交えながら、プロデューサー&出演者でもあるオプラ・ウィンフリーや、本作で数々の賞を受賞した主演のデヴィッド・オイェロウォ、エヴァ・デュヴァネイ監督らが語る特別映像を、シネマカフェが独占入手した。
1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫き、デモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧にわずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし、“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同志たちの心に火をつける。
2週間後、再び抗議のデモ行進がセルマで計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。
“血の日曜日事件”から50年、今年の3月7日にはバラク・オバマ米大統領が式典のためセルマに訪れ、劇中にあるようにエドマンド・ペタス橋を行進し「我々の行進はまだ終わっていない」