【インタビュー】梶裕貴<前篇> 若き日の苦悩と転機…先輩声優からの言葉
(Photo:cinemacafe.net)
普段は俺様系なのに、ふとしたときに見せる優しさが憎めないツンデレ系男子。紳士的で優しいけれど、ここぞというときは男らしい王子様系男子。正反対の魅力を持つ男性の間で揺れる心は、乙女の永遠の命題のひとつ。
そんな乙女心について「女性は、いわゆるツンデレみたいなところが良いのかもしれないですけど…」と言いながらも「のだめは千秋先輩のもとに行ってしまいますが、極力皆様にはユヌを気に入っていただけるように頑張りました」と意気込みを語るのは、韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」でオリジナルキャラクター、イ・ユヌ役の吹き替えを担当した人気声優・梶裕貴だ。
「ポケットモンスターXY」で発明大好きな優しいメガネっこ男子・シトロン役から、「進撃の巨人」では巨人の駆逐に執念を燃やすエレン役、さらに「アオハライド」で恋に悩める思春期真っ只中の高校生役まで…一聴、ひとりの人間が演じているとは思えないほどに幅広い“少年期”の役を演じ分け、アニメやゲームの流行と共に広がりをみせる昨今の声優ブームの中でも、確固たるイメージと、唯一無二の魅力を放つ梶さん。