2015年7月23日 10:00
黒木瞳、監督に初挑戦! 桂望実のベストセラー『嫌な女』を映画化
(Photo:cinemacafe.net)
桂望実のベストセラー小説『嫌な女』の実写映画化が決定。女優の黒木瞳が初挑戦で監督を務めることが明らかとなった。
初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまう、男をその気にさせる天才・小谷夏子。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまう。そんな生来の詐欺師を遠縁に持つ弁護士・石田徹子は、夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っ張りだされる…。
対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」。このほど、本作の実写映画化が決定し、日本を代表する女優の黒木瞳が映画監督に初挑戦する。
『県庁の星』以来の映画化となる桂望実の原作の実写化には、監督の黒木瞳のほか、『小野寺の弟・小野寺の姉』や、来年度前期のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の西田征史が脚本を務めることが決定している。
今回の監督初挑戦にあてて黒木さんは、「ずっと映画作品に出演させていただいている私が、監督をしようと決めたのは、『嫌な女』という小説に出会ったからだ。主人公、徹子と夏子を通して見えてくる人生の風景、人と人との絆、そして、誰にでも訪れる老い。