2015年7月27日 19:45
齊藤工、自身発案の移動映画館プロジェクト「cinema bird in FUKUSHIMA」に登場!
(Photo:cinemacafe.net)
俳優の齊藤工が発案した移動映画館プロジェクト「cinéma bird」が、7月26日(日)福島県広野町のふたば未来学園高校で開催され、イベントには齊藤さんが登場し、会場を沸かせた。
「cinéma bird」プロジェクトは、劇場体験をしたことのない子どもたちや劇場のない地域の方々に映画体験をしてもらい、空間を他人と共有する娯楽を届けることを目的に齊藤さんが発足。昨年11月29日(月)に宮城県石巻市にて1回目を開催、7月26日(日)に2回目となる「cinéma bird in FUKUSHIMA」が開催された。
齊藤さんは、「僕は映画館で育ったようなものなんです。記録とか記憶は風のように抜けていってしまうけど、映画館で色んな主人公と自分を重ねて観てきた物語は自分の細胞レベルに蓄積されている気がします。今の仕事、映画に愛情が続くのはそんな魔法小屋のおかげだと思います」と語り、「3.11後に映画館を調べたら福島県他の劇場数が減っていたんですね。その時から劇場体験のエンターテイメントでなにかできないかと試行錯誤していたのですが、映画の出前が僕らしいかなと思い始めました」