ホウ・シャオシェン監督、忽那汐里と5年ぶりに再会「オードリー・ヘップバーンのよう」
(Photo:cinemacafe.net)
ホウ・シャオシェン監督が、8年ぶりの最新作『黒衣の刺客』を引っさげて来日。3日(月)、都内で記者会見が行われた。
『好男好女』、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』、『百年恋歌』などに続き、本作で7度目のカンヌ国際映画祭コンペティション部門への出品という偉業を成し遂げているホウ監督。今年行われた第68回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門監督賞を受賞した。
この日、本作に出演をしている女優の忽那汐里が、監督へお祝いの花束を持って会場に駆けつけた。5年前ぶりに忽那さんと会った監督は「すっかり綺麗な大人になっていて驚きました。オードリー・ヘップバーンのようになったね!」と再会を喜んでいた。
監督は、今回の受賞について「武侠映画なので、みなさんがどのような反応をされるか分かりませんでした。
そんな中での受賞だったので、嬉しかったです」と笑顔で話した。
唐代の中国。13年前に女道士の下に預けられた隠娘が両親の下に戻ってくる。しかし、彼女は完全な暗殺者に育て上げられていた。標的は、暴君の田李安。彼と隠娘は、かつての許婚であった。運命に翻弄されながらも力強く生きてゆく“女刺客・隠娘”を演じたのは、ホウ監督の“ミューズ”スー・チー。