くらし情報『松坂桃李、覚悟の丸坊主! 初めての戦争映画で熱演…『日本のいちばん長い日』』

2015年8月4日 16:00

松坂桃李、覚悟の丸坊主! 初めての戦争映画で熱演…『日本のいちばん長い日』

本作で、松坂さんが覚悟の坊主頭となり、演じているのが畑中少佐。敗戦を決するポツダム宣言の受諾、そして国民への敗戦を告げる昭和天皇による玉音放送をやめさせるべく、徹底抗戦、本土決戦を主張し、クーデターを決起する将校たちの中心的人物だ。

今年、『ピース オブ ケイク』『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』『劇場版 MOZU』と、話題作の公開作が控えている松坂さんは、本作ではベテランの役所さん演じる阿南陸軍大臣、本木さん演じる昭和天皇を“静”とするならば、自身が演じた畑中ら将校たちを、“動”と表現。また、その畑中らとともに行動する、陸軍士官学校附属の藤井政美役には、つかこうへい作・錦織一清演出の舞台「広島に原爆を落とす日」で主演を務めた戸塚祥太(A.B.C-Z)も登場する。

1967年公開、岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』では、松坂さんが演じた畑中少佐は狂気に駆られる人物として描いていたが、本作でメガホンをとった原田眞人監督は「決起する将校たちの普段の生活を描きたかった」と言う。「畑中の普段の明るい人物像、だからこそ決起を図る畑中に、将校たちがついてくるところを描こうとした」

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