2015年8月27日 20:00
【シネマモード】感覚で心を刺激する…音楽とファッションの関係『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
(Photo:cinemacafe.net)
残暑が続いていますが、ときおり感じる秋の気配に、ほっとできる頃となってきました。となると、疼いてくるのが秋ファッションへの関心。夏は、カリフォルニアや南フランスなどを思い浮かべつつ、リゾート系ファッションを堪能していても、秋ともなると気になってくるのがブリティッシュトラッドなどと言う方はいませんか?そんなあなたにぴったりな作品『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』が絶賛公開中です。
どこか物足りない青春を送っていた、スコットランドはグラスゴーに暮らす20代の男女3人が、音楽を通して出会い、恋と友情を育み、大人への階段を上っていく…という物語。『ハイ・フィデリティ』『プラダを着た悪魔』『JUNO/ジュノ』『(500)日のサマー』など、映像と音楽の素敵な融合が印象的な映画のサウンドトラックに関わり、世界的バンド「ベル・アンド・セバスチャン」のフロントマンとしても活躍するスチュアート・マードックが脚本と監督を務めているのも話題です。
誰もが通るほろ苦い“青春”の日々を、切なくも鮮やかに映し出した物語もさることながら、それをご機嫌な音楽に乗せて…というか、音楽で描ききったミュージカルは、音楽映画と言うよりも、長編ミュージックビデオというおもむき。