レオナルド・ディカプリオ、オスカー狙う熱演!『バードマン』監督作、来春公開へ
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞いまだ無冠のレオナルド・ディカプリオが、俳優休業宣言を覆し、『ブラッド・ダイヤモンド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で4度ノミネートを果たすも、オスカー無冠のディカプリオは、自らの俳優休業宣言を覆し本作への出演を快諾。大自然の中で孤高に闘い、運命に抗う主人公役で、悲願のオスカー獲得を狙う。
また、敵役のフィッツジェラルドを演じるのは、レオナルドとは『インセプション』以来、5年ぶりの共演を果たす、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。
イニャリトゥ監督は、本作では究極のリアリティを追求するため、実際に極寒の地で撮影を敢行。レオナルドとトムをガチで格闘させ、ディカプリオの鼻が折れるも、そのまま撮影を続行し、迫真の演技を極限まで引き出した逸話もあるほど。その様子をカメラに収めた撮影監督は、『ゼロ・グラビティ』『バードマン』で2年連続オスカーを獲得した、イニャリトゥ監督の盟友エマニュエル・ルベツキ。本作では、神業のような長回しのほか、照明機材を一切使わず、自然光だけで撮影するというかつてない試みに挑戦、観客を臨場感あふれる大自然の舞台へと誘っていく。
今年のクリスマス12月25日に北米で限定公開、その後2016年1月8日に全米公開が予定されている本作。
早くも、2016年の賞レースの大本命との呼び声が各方面から上がっていることはもちろん、ディカプリオの初栄冠とイニャリトゥ監督の2年連続オスカー獲得に注目が集まっている。
『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年春、全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)