2015年9月4日 19:41
安藤サクラ主演『百円の恋』、アカデミー賞外国語映画賞日本代表に!
(Photo:cinemacafe.net)
昨年12月に公開された、安藤サクラ主演作『百円の恋』がこの度、第88回米国アカデミー賞外国語映画賞部門の日本出品作品に決定したことが明らかとなった。今回の発表に伴い、主演を務めた安藤さんと監督の武正晴よりコメントが到着した。
32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。ある日、離婚して子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と喧嘩になってしまい、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始める。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。そんな冴えない日々の中、一子は帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習するボクサー狩野(新井浩文)と出会い、遅咲きの恋が始まる。しかし、ささやかな幸せの日々は長くは続かなかった。どうしてもうまくいかない日々の中で、衝動的に自らボクシングを始める――。
本作は、故・松田優作の出身地である山口県の周南映画祭において、優作氏の志を受け継ぐクリエイターを発掘すべく2012年に新設された脚本賞、第一回「松田優作賞」のグランプリ作品の待望の実写映画化。主人公・一子役を演じた安藤さんは、700通以上の応募があったオーディションを勝ち抜いて同役を獲得。