【特別映像】イーサン・ホーク、“ドローン”戦争の兵士に共感
(Photo:cinemacafe.net)
無人戦闘機ドローンを使った現代の戦争を描く『ドローン・オブ・ウォー』。このほど、対テロ戦争の知られざる真実と“兵士”の異常な日常をリアルに映し出した本作から、主人公のドローン操縦士を演じたイーサン・ホーク、副操縦士を演じたゾーイ・クラヴィッツら、豪華キャスト陣のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。
アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)は、ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ余りも離れた異国でのミッションを遂行している。1日の任務を終えると、車でラスベガスの歓楽街を通り抜け、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻・モリーとふたりの幼い子どもとの生活に舞い戻るトミー。こうした毎日が、彼の日常であり、異常な現代の戦争の姿だった…。
アメリカ本土から遠隔操作によるドローンを使った現代の戦争は、操縦士自身に危険が及ばない、ターゲットに気付かれずに攻撃可能、だが、罪のない民間人を巻き添えにする可能性が高いという利点と問題を抱えていた。
本作では、その恐ろしい実態をあぶり出し、アメリカ国内の“戦地”と“家庭”を行き来するドローン操縦士がPTSDに悩まされる様子を描く。