表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展
(Photo:cinemacafe.net)
10月に30周年を迎える、表参道・スパイラルでは、開館30周年を記念し「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展を、9月26日(土)~10月18日(日)の期間開催する。
1985年に青山に誕生したスパイラルは、「生活とアートの融合」という活動テーマのもと独自の文化活動を発信し続けてきた。2015年、スパイラルでは「スペクトラム」をコンセプトに、展覧会、サロン(トーク)など、様々なイベントを展開している。「スペクトラム」とは、英語で“連続体” や“領域”、プリズムを介して生じる色彩の配列を意味する。今日の日本では、現代美術、音楽、ダンスなどの既存の表現の垣根を超え、国籍も世代も問わず、領域横断的に創作をする全く新しいクリエーターが多数認められている。こうした各所で発生するいまだ評価の定まらない取り組みを、そのあり様から「スペクトラム」と称して、ひとつのムーブメントとして紹介する。
開館30周年を記念して開催される「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展では、現代の窮屈な日常や、時代の閉塞感に立ち向かい、表現領域にとらわれることなく、多彩な文化、思想、表現を吸収しながら、新しい価値を提示する作家4名を紹介。