イーサン・ホーク、“渋カッコイイ”表情収めた場面写真公開『ドローン・オブ・ウォー』
(Photo:cinemacafe.net)
「9.11」以降始まった“対テロ戦争”の知られざる真実を暴く問題作として現在公開中の映画『ドローン・オブ・ウォー』。この度、戦場に赴かずしてPTSDに苦しむドローン操縦士を熱演したイーサン・ホークの“渋カッコイイ”表情を収めた場面写真がシネマカフェに到着した。
アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐の赴任地はアジアでも中東でもない。ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万km余りも離れた異国でのミッションを遂行している。クリックひとつでミサイルを発射する爆撃は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。一日の任務を終えると、車でラスベガスのきらびやかな歓楽街を通り抜けて、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻モリーとふたりの幼い子どもとの生活に舞い戻る。繰り返されるこの毎日がトミーの日常であり、異常な現代の戦争の姿だった――。
本作は、米軍の無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴く問題作。
2001年の9.11同時多発テロ以降、米国は無人機ドローンを対テロ戦争における画期的な兵器とし、戦争のあり方を根底から変えたと言われている。