2015年10月16日 21:00
【インタビュー】福山潤×浅沼晋太郎 衝撃作での共演に“尊敬”深める
と、互いに違う経歴を持ちながらも第一線で活躍する2人が、同じように出発点も世界観も違う2大ヒーローとして対決し、交わった本作。この衝撃のコラボ作の見所や、2大ヒーローとして対峙した想いに迫った。
まず、いままで幾度と無く映像化されてきた各作品・各キャラクターを如何に作り上げたのか?
浅沼さんは、過去の作品をリスペクトしながらも、それらに寄せるのではなく『“VS”という物語の中での不動明』という立ち位置を意識してキャラクターを作ったという。特に、「“009チーム”がとにかくスタイリッシュなので、デビルマンサイドは“ワイルドさ”と“ノスタリジックさ”を出していこうと意識していました。実際、『マブイ』なんてセリフも出て来ますし、女性キャラがダンスするシーンでの踊り方もそこはかとない昭和感で(笑)」と、世界観と役作りについて語る。
「スタイリッシュにやった覚えは一切ないんです(笑)」と返す福山さん。彼は、“島村ジョー”を演じた役者としてはアニメ、劇場版、ゲームなど含めると9代目になるという。「ここまでいろんなバージョンで作られてくると、どこを意識してもどこかに死角ができてしまうので、決まった瞬間から自分の思ったものをやるのが正しいのだろうと思ったんです。