2015年11月6日 16:30
阿部サダヲ、“ゼニマゲ”でキメ顔を披露!『殿、利息でござる』
(Photo:cinemacafe.net)
『武士の家計簿』などの原作者で知られる“平成の司馬遼太郎”と呼び名も高い磯田道史の近著「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる』。阿部サダヲを主演に迎えることで話題の本作だが、この度、本作の公開日決定と共に、第一弾のポスタービジュアルが解禁された。
金欠の仙台藩は百姓町人へ容赦なく重税を課し、破産と夜逃げが相次いでいた。さびれ果てた小さな宿場町・吉岡藩で故郷の将来を心配する十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から宿場復興の秘策を打ち明けられる。それは、藩に大金を貸付利息を巻き上げるという、百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想であった。
計画が明るみに出れば打首確実。千両=三億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦が始まった。「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、十三郎とその弟甚内(妻夫木聡)、そして宿場町の仲間たちは、己を捨ててただ人のために私財を投げ打ち悲願に挑む――。
本作で監督を務めるのは、『白ゆき姫殺人事件』や『予告犯』、さらに最近では美女W主演で話題の『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』などを手掛け、いま最も注目を集める中村義洋。