オダギリジョー、「いままでで一番美しい」との自画自賛発言の真意を説明!
(Photo:cinemacafe.net)
映画『FOUJITA』が11月14日(土)に公開を迎え、主演のオダギリジョー、中谷美紀、小栗康平監督が舞台挨拶に登壇した。
1920年代のパリ、1940年代の日本とそれぞれの年代と場所で、時に時代の寵児となり、時に戦争協力者とののしられるなど、波乱の人生を歩んだ不世出の画家・藤田嗣治の姿を描き出す。
撮影は1年前にパリでも行われたが、ちょうど現地時間の13日夜、パリでは多数の死者を出した凄惨なテロ事件が起きたばかり。小栗監督は「パリでとても不幸なことが起きました。この映画は1920年代のパリと、1940年代の日本を藤田の目を通して描いてます。(映画の中のパりの時代から)100年近くが経っていますが、ヨーロッパ社会とはどういうものなのか?それと比べてのアジア社会とは?映画で描いた世界が遠い昔のことではなく、いまと結びつく世界であるとしみじみと感じております」と静かに語った。
オダギリさんは「完成した映画を見て、いままでの自分のどの演じている姿よりも美しく見えて、監督の指導の下で、良さを引き出していただきました」と語る。これまで、何かと発言が一部を切り取られ、ニュースなどで取り上げられることが多いオダギリさんとあって、自分を指しての「美しい」