長谷川博己、『MOZU』の名セリフ「チャオ!」はイタリア車を見てとっさに生まれた!?
にも「まさかいきなり生チャオが見られるとは思ってなくて、感動しちゃった!」と大喜びだった。
長谷川さんによると、実はこの東の「チャオ!」という去り際のセリフはアドリブで生まれたものだという。「池松(壮亮)さんとのシーンで、リハーサル後に監督が急に『ここは最後に東の狂気を見せて』と言ってきて、すぐ『よーいスタート!』となったんです。何を言おうか?と思った時にふと見たら車がイタリア車のマセラッティだったので『チャオ!』と言いました(笑)」と驚きのエピソードを明かす。ちなみに、アフレコで差し替えられたものの、「和風バージョンもあった」そうで「さすがにチャオはマズいでしょと思ってたんですが、大河ドラマを見てたら、ある俳優さんが死ぬ間際に『さらばだ』と言ってたのでそれをパクッて…」と告白。慌てて西島さんが「オマージュでしょっ(苦笑)!」とフォローを入れ、会場は笑いに包まれた。
西島さんは、そんな長谷川さんの狂気に満ちた芝居を絶賛。劇場版の撮影では、長谷川さんの飛行機の到着が遅れ、現場に来て、日没直前にすぐに芝居をしないといけないことがあったそう。
「お面を外すシーンですが、何が何だか分からないままに連れて来られてあれをやったんです!すげーなぁ…と思いました」