リュ・スンワン監督、武田梨奈を絶賛「誘拐して撮影現場に連れていきたい」
(Photo:cinemacafe.net)
韓国で動員1,340万人を超え大ヒットを記録した『ベテラン』のメガホンをとったリュ・スンワン監督が来日し、11月19日(木)東京・LEFKADAで来日イベントが行われ、アクション女優の武田梨奈が駆けつけた。武田さんは、劇中に出てくる前蹴りを力強くパフォーマンスし、場内をざわつかせた。
『ベテラン』は政府さえ金の力で動かす大財閥と、悪は絶対許さない武闘派“ベテラン”刑事率いる5人の個性派広域捜査隊の対決を描いた作品。『生き残るための3つの取引』『ベルリンファイル』などで、キレのある格闘シーンを演出した“アクションの神”とも呼ばれるリュ・スンワン監督が本作でもその手腕をいかんなく発揮している。
日本ではあまり馴染みのない、韓国における財閥という位置づけについて、リュ監督は、「会社を個人の所有物として考えて、経営の専門家を呼ばず家族が世襲する状況があります。ただ私は財閥そのものが悪いとは思っていなくて、作り出すシステムや方式が誤っているのではないかと思います」と熱弁をふるい、財閥や韓国社会について解説していた。
真面目に語っていた監督だったが、アクション女優の武田さんが現れると表情を一変させ、にこにこ。