2016年1月17日 12:00
ビートたけし、12年ぶりの映画主演作のテーマは「SMAPの…」と時事ネタ炸裂
(Photo:cinemacafe.net)
名匠ウェイン・ワン監督による日本映画『女が眠る時』の完成会見が16日(土)都内で行われ、主演のビートたけし、共演の西島秀俊、忽那汐里、新井浩文が出席した。
ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞映画『スモーク』や『ブルー・イン・ザ・フェイス』などで知られる、香港出身の名匠ウェイン・ワン監督が日本映画に初挑戦。美しい海辺に滞在していた小説家の健二(西島さん)は、プールサイドで親子ほど年の離れたカップル(たけしさん・忽那さん)を見かける。二人の関係性に興味をそそられた健二は二人を覗き始めるのだが……。
自作監督作映画以外では映画『血と骨』以来約12年ぶりの映画主演となるたけしさんだが「最初は西島秀俊君が主役で、私はサポート役と聞いていたのに、完成台本を見たら主演になっていた」とぶっちゃけつつ「『007』や『スター・ウォーズ』などディズニーランドに行くような映画が製作されている昨今、実に時代のニーズに応えていない映画」と驚きの紹介。そんな中「本作のテーマは?」と聞かれると「SMAPのトラブルです」と、SMAPの分裂解散騒動を早速ネタにしていた。
それでもたけしさんは「自分も初期の作品では“いまの映画をぶち壊してやる”という意識で、説明を省いたり、時間軸を飛ばしたりしていたけれど、あまりにも客の動員数がなくて、損失を出しちゃって。