くらし情報『二階堂ふみ、大杉漣との濃厚な時間を振り返る「たくさん愛でていただきました」』

2016年1月27日 20:23

二階堂ふみ、大杉漣との濃厚な時間を振り返る「たくさん愛でていただきました」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


室生犀星氏の幻想文学を映画化した『蜜のあわれ』の試写イベントが1月27日(水)、東京・アキバシアターで行われ、出演する二階堂ふみ、大杉漣、石井岳龍監督が登壇。全身真っ赤な衣裳で登場した二階堂さんは、「赤くしました」と笑ってみせ、その可憐な姿で会場中の視線を釘づけにしていた。

『蜜のあわれ』は、作者である金沢三文豪の一人・室生犀星自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚とのふれあいを描いた物語。二階堂さんは、金魚の姿を持つ妖艶な美しさを兼ね備えた少女を生き生きと演じた。

石井監督は、金魚役を演じた二階堂さんについて、「本当にかわいらしいですし、こんな素敵な金魚がいたら最高だろうなと…自分でもほしくなりました。二階堂さんは原作のことをずっと前から知っていらして、なり切っていて。本番になる前のテストから役が憑依したような状態で、『もったいないから待って』と逆に止めるくらいでした」と、完璧な役作りを誉めそやした。

もともと高校時代より原作を読んでいて、映画化の際には出演を熱望していたという二階堂さん。
本作への思い入れについて、「読んでからずっと自分がやりたいと思って、いろいろな人に話していたんです。

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